こんにちは、ゲーム好きのあなたにお届けするブログです。今回は、任天堂やソニーが発売してきたゲーム機の中には値段が高騰しているソフトがあるという話題について、その理由や現状を紹介したいと思います。
プレミア化とは?
まず、プレミア化とは何かを説明しましょう。プレミア化とは、市場での需要が供給を上回り、希少価値が高まったことで、元の価格よりも高く取引されるようになった状態のことです。プレミア化したソフトは、中古市場やオークションサイトなどで高値で売買されています。
プレミア化する理由はさまざまですが、一般的には以下のような要因が考えられます。
生産本数が少なかった
販売期間が短かった
人気作品や名作の続編やリメイクが出なかった
ハードウェアとの互換性が低かった
ダウンロード版が販売されなかった
レビューや口コミで評価が高かった
コレクターやマニアの需要が高かった
これらの要因は、単独でもプレミア化の原因になり得ますが、複合的に影響しあってプレミア化を加速させることもあります。また、時代や流行の変化によってもプレミア化の度合いは変わります。例えば、昔は安く買えたソフトでも、今ではレトロゲームとして再評価されて高くなっている場合もあります。
任天堂やソニーのゲーム機でプレミア化しているソフト
それでは、具体的にどのようなソフトがプレミア化しているのかを見ていきましょう。ここでは、任天堂やソニーが発売してきた主要なゲーム機(ファミコン、スーパーファミコン、NINTENDO64、ニンテンドーゲームキューブ、Wii、Wii U、ニンテンドースイッチ、プレイステーション、プレイステーション2、プレイステーション3、プレイステーション4)でプレミア化している代表的なソフトを紹介します。なお、価格は2021年10月時点での参考値であり、実際の取引価格とは異なる場合があります。また、価格はパッケージ版のみを対象とし、ダウンロード版や限定版は含みません。
ファミコン
ファミコンは1983年に発売された任天堂の初代家庭用ゲーム機で、日本のゲーム業界に革命を起こしました。ファミコンで発売されたソフトは約1300本ありますが、その中でもプレミア化しているソフトは以下のようなものがあります。
ファイナルファンタジーIII(スクウェア、1990年):約2万円
ファイナルファンタジーシリーズの第3作で、ジョブチェンジシステムや召喚獣などの要素が導入されたRPGです。当時は大ヒットしましたが、後にリメイクされたニンテンドーDS版やスマホ版などとはストーリーやキャラクターが異なります。そのため、オリジナル版をプレイしたい人やコレクターの需要が高く、プレミア化しています。
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(エニックス、1990年):約1万円
ドラゴンクエストシリーズの第4作で、5章構成の物語と仲間キャラクターの個性が魅力のRPGです。当時は大ヒットしましたが、後にリメイクされたプレイステーション版やニンテンドーDS版などとはグラフィックやシステムが異なります。そのため、オリジナル版をプレイしたい人やコレクターの需要が高く、プレミア化しています。
聖剣伝説2(スクウェア、1993年):約1万円
聖剣伝説シリーズの第2作で、アクションRPGとして人気を博しました。当時は大ヒットしましたが、後にリメイクされたプレイステーション4版やニンテンドースイッチ版などとはグラフィックや音楽が異なります。そのため、オリジナル版をプレイしたい人やコレクターの需要が高く、プレミア化しています。
スーパーファミコン
スーパーファミコンは1990年に発売された任天堂の16ビット世代の家庭用ゲーム機で、ファミコンの後継機です。スーパーファミコンで発売されたソフトは約1400本ありますが、その中でもプレミア化しているソフトは以下のようなものがあります。
マリオ&ワリオ(任天堂、1993年):約2万円
マウスを使ってマリオやピーチなどを操作するパズルゲームです。当時はマウス付きで販売されていましたが、現在はマウス単体でも高値で取引されています。また、このゲームは日本国外では発売されていないため、海外からの需要も高く、プレミア化しています。
ファイアーエムブレム トラキア776(任天堂、1999年):約1万円
ファイアーエムブレムシリーズの第5作で、戦略シミュレーションRPGです。当時はディスクシステムという周辺機器を使って販売されていましたが、現在はディスクシステムを持っていない人もプレイできるようにカセット版も発売されていますが、それでも生産本数が少なく、希少価値が高いです。また、このゲームは日本国外では発売されていないため、海外からの需要も高く、プレミア化しています。
クロノ・トリガー(スクウェア、1995年):約1万円
時間旅行をテーマにしたRPGで、多彩なキャラクターと分岐するストーリーが魅力です。当時は大ヒットしましたが、後にリメイクされたプレイステーション版やニンテンドーDS版などとはグラフィックや音楽が異なります。そのため、オリジナル版をプレイしたい人やコレクターの需要が高く、プレミア化しています。
NINTENDO64
NINTENDO64は1996年に発売された任天堂の64ビット世代の家庭用ゲーム機で、スーパーファミコンの後継機です。NINTENDO64で発売されたソフトは約200本ありますが、その中でもプレミア化しているソフトは以下のようなものがあります。
バンジョーとカズーイの大冒険(任天堂、1998年):約2万円
バンジョーとカズーイというコンビを操作して冒険する3Dアクションゲームです。当時は大ヒットしましたが、後にリメイクされたXbox 360版やニンテンドースイッチ版などとはグラフィックや音楽が異なります。そのため、オリジナル版をプレイしたい人やコレクターの需要が高く、プレミア化しています。
ゼルダの伝説 時のオカリナ(任天堂、1998年):約1万円
ゼルダの伝説シリーズの第5作で、3Dで表現された広大な世界を冒険するRPGです。当時は大ヒットしましたが、後にリメイクされたニンテンドー3DS版やニンテンドースイッチ版などとはグラフィックや音楽が異なります。そのため、オリジナル版をプレイしたい人やコレクターの需要が高く、プレミア化しています。
マリオパーティ3(任天堂、2000年):約1万円
マリオパーティシリーズの第3作で、マリオやルイージなどのキャラクターを操作してボードゲームやミニゲームを楽しむパーティゲームです。当時は大ヒットしましたが、現在は他のマリオパーティシリーズと比べて生産本数が少なく、希少価値が高いです。また、このゲームは日本国外では発売されていないため、海外からの需要も高く、プレミア化しています。
以上が任天堂やソニーのゲーム機でプレミア化しているソフトの一部です。他にも多くのプレミア化したソフトがありますが、ここでは割愛します。プレミア化したソフトは、ゲームとしての価値だけでなく、歴史的や文化的な価値も持っています。しかし、プレミア化したソフトを手に入れるのは簡単ではありません。高額で売買されていることや、偽物や状態の悪いものに注意しなければならないことなど、様々なリスクがあります。そのため、プレミア化したソフトを購入する場合は、よく調べて信頼できる販売元から購入することをおすすめします。
このブログは、任天堂やソニーが発売してきたゲーム機の中には値段が高騰しているソフトがあるという話題について、その理由や現状を紹介しました。プレミア化したソフトは、ゲームファンにとっては憧れの存在ですが、手に入れるのは容易ではありません。しかし、それだけにプレミア化したソフトをプレイするときの感動や満足感は格別です。あなたもプレミア化したソフトに挑戦してみませんか?
以上、ゲーム好きのあなたにお届けするブログでした。次回もお楽しみに!
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